行政書士試験で条文が覚えられないと悩む方に知ってもらいたい学習のコツ

こんにちは!gyosyo_dokugakuです。

法律の条文というのは難しい言葉が頻繁に登場し、言い回しもまどろっしく、読解に慣れていない方にとっては読むだけでストレスが溜まるものです。

条文の内容を理解したり、覚えたりするのは難しいと悩む方もいるでしょう。

しかし行政書士の学習では、決して条文を丸暗記しなければいけないわけではありません。

むしろ条文の丸暗記は時間がかかり学習効率が非常に悪いので、避けた方が良い学習方法です。

今回は行政書士試験の学習における条文の覚え方や学習方法を紹介したいと思います。

私も最初は条文に嫌な感情を抱いていましたが、学習のポイントを掴んでからは苦手意識がなくなりました。

この記事を読めば、条文学習の攻略法が分かり、条文に対して苦手意識がなくなり、試験合格に一歩近づくはずです。

ではさっそく行ってみましょう!

条文を丸暗記する必要はない

まず確実に押さえてほしいのは、行政書士試験において条文を丸暗記する必要はないという点です。

条文を丸暗記しなくても、ほとんどの問題は対応可能です。

条文を素読したり、書きなぐったりして頭に叩き込む、昭和のスパルタのような勉強法はやらなくて問題ありません。

注意してもらいたいのは、条文の内容を確認しなくて良いということではない点です。

条文の理解は法律系科目の学習の基礎であり、中心を占めます。

試験までに何度も読み込んで、要点やポイントを頭に入れておく方が望ましいです。

ここで言いたいのは、条文を覚えるための勉強をしない方が良いということです。

試験の問題を解ければOKなので、条文の細部や一言一句まで覚える必要はありません。

条文数が少ない憲法でも、100を超える条文が存在します。

これを一つひとつ暗記していくとしたら、それだけで何週間も必要です。

またせっかく覚えたと思っても、人間は忘れていく生き物なので、次の日には頭から抜けてしまう条文も出てくるでしょう。

その度に学習をやり直していては、きりがありません。

以上のことから、条文の丸暗記は非効率であり、実際に行ったら落ちる可能性を高めてしまう学習法といえます。

では行政書士試験において、条文学習はどのように取り組めば良いのでしょう。

テキストを読んだり問題を解いたりする際に都度確認すればOK

行政書士試験のざっくりとした学習の流れは、次の通り。

  1. テキストで知識をインプット
  2. 問題集や過去問で知識の定着を確認

テキストでは条文の内容の分かりやすい解説や、重要なポイントが太文字や赤字で記されています。

テキストをしっかりと読み込めば、条文の意味や内容は理解できるはずです。

次に問題集や過去問に取り組み、実際に問題を解いてみます。

ここで重要なのは正解か不正解かということではなく、回答の解説も合わせて読み込むことです。

解説にはその選択肢が正解になる理由や、根拠となる条文が紹介されています。

そしてまたテキストに戻り、条文の内容を確認しましょう。

条文に触れる回数を増やすことで、知識が頭に定着していきます。

条文を紙に書いて丸暗記するより、この方法の方法が圧倒的に効率的だと思います。

重要なのは何度も繰り返し取り組むことです。

先程もお伝えした通り、人間はすぐ忘れるので、繰り返し触れることで、脳のシワに条文を刻みこみましょう!

以上が行政書士の条文学習で意識してもらいたい点です。

  1. 条文を丸暗記する必要はない
  2. テキストを読んだり問題を解いたりする際に確認すればOK

条文はそれ自体は難解なので、行政書士の学習ではあまり深いりすぎないことが大切です。

条文とは適度な距離を取りながら、効率的に学習を進めましょう!